【11/27(水)24時まで限定公開】愛のない夫のSMに疲れ果てた妻が、他人の調教に喘ぐ・・・
ある調査では、
「結婚後、夫の優しさを感じなくなった、または感じる事が少なくなった。」と感じる妻は、全体の70%にも上るという。
「それは夫にとっても同じ事だ。」と思われる方も多くいらっしゃるかもしれないが、
今回、調教応募のメールをくださった小百合さんに関しては、その限りではなさそうだ。
「結婚後、夫の優しさを感じなくなった、または感じる事が少なくなった。」と感じる妻は、全体の70%にも上るという。
「それは夫にとっても同じ事だ。」と思われる方も多くいらっしゃるかもしれないが、
今回、調教応募のメールをくださった小百合さんに関しては、その限りではなさそうだ。
彼女の心は、夫の愛のないSMによって疲れ果てていた。
具体的な話はあえて伏せさせていただくが、例えば「掃除ができていない!」と、真冬に暖房のない部屋で全裸で過ごすように命じられたリなど、
もはやSMではなく、むしろDVと言うべきものが大半であった。
DV被害に遭った女性の大半が、自分がDVを受けていると気づかないそうだが、それと思い至った時に、周囲の人に相談できないところまでも、彼女はその典型と言えた。
それでも見ず知らずとはいえ誰かに(私に)、相談する事ができた事はせめてもの救いであった。
たった一人で悩みを抱えているという事が一番良くないのだ。
緊縛調教を志願してきた小百合さんに、「どんな調教をしてほしいか?」を訊ねた際の彼女の回答を要約すると下記のようになった。
1.愛のあるSMに触れる事で、心と体を癒されたい
2.結婚前に夫がしてくれたようなSMプレイで、また温かい痛みを感じたい
3.あの頃の夫に戻ってほしい
3は、調教に関する事ではない。
しかし、彼女の調教への想いの先にあるものがそれだったのだ。
彼女は、それでも夫を愛しているのだ。
(文:石田静)