【主張】SMとはなんぞや!? ~第1回~
さてさて、この「週刊ザビエルえろす」は、
「SMにちょっと興味はあるけれど、正直ちょっと怖かったり、敷居が高い感じがする。」
という方々に、「いやいや!SMはそんなものじゃないよ!」
と、一石を投じる事を目的に創設されたブログです。(そういう事になりました。)
世の中では、SMっていうと、マニア、変態、アングラ、エログロ等、
あんまり良くないイメージを持たれているように思います。
確かに熟練度が高いパートナー同士ともなれば、
よりマニアックな領域に足を踏み入れる事もありますが、
誰彼かまわずマニアックなプレイを強要するというものでは決してありません。
ソフトSMという言葉が示すように、
お互いが求める限りにおいて、少しずつその道を歩んでいく、
そんな慈愛に基づく快楽共有・・・
それはもはや文化とさえ言える、至高の性的コミニュケーションなのです。
「オイオイ!文化とは驕った事を言うなぁ。」と思った貴方。
そんな事はございませんぜ、マジでSMは文化です!!!
という方々の為に、
今回は、「SMは文化だ!」という事について、お話していきたいと思います。
そもそもSMというのは、性的なコミニュケーションです。
但し、それは単純に肉体的な快楽を得るという事ではありません。
どういう事かと言うと、
S側は、様々な手段を使ってM側の精神的上位に立ち、
M側の羞恥心や、自らへの帰属意識、また性的興奮を引き出す事で、
自らも興奮し快楽を得ます。
そしてM側は、相手に全てを委ねる事で、誰かに所有される心の安寧をも得るのです。
有史以来、我々人類の世界には、男性と女性しかありません。
そして力に秀でた男性は狩りをし、女性は家を守る。
社会が形成されるようになってからも、その中心にはいつも男性がいたのです。
国家や企業を運営してきたのも、女性ではなく男性なのです。
男尊女卑の精神という事ではなく、ここで着目すべき点は、
そういう環境で人類が生きてきた以上、
男性が支配欲を持ち、女性が帰属意識を持つというのは、至極当然だという事です。
つまり、S側の位置に男性が立ち、M側の位置に女性が立つというのは、
非常に理にかなったキャスティングなのです。
直近の過去50年の内に大きく前進した女性の権利問題、社会進出ではありますが、
それより以前の数千年、社会が男性によって成り立ってきた以上、その名残というのはまだまだ根深く、
我々21世紀の人間にとって心地よい男女関係というのは、
まだまだ「男が女を守る」というのが主流であり、
そのバランス感覚を捻じ曲げてまで、男女関係を構築しようとする事は自然とはいえません。
これは否定という意味ではなく、むしろ前衛的に過ぎるという解釈です。
人類の営みは、まだまだ変化しきれてはいないという事なのです。
もしかしたら今から200年後には、そういった名残や慣習もすっかり変わり、
女性が男性を守る事が当たり前になり、企業のトップも国家元首も女性が務める場合の方が多くなる。
或いは、そういうボーダーが一切存在しない社会、はたまた同性愛社会・・・と、
どのように様変わりするかはわかりませんが、その奔流こそ文化というものでしょう。
また、当然の事ですが、性嗜好というのは、時代や文化の影響を色濃く受けるものです。
考えてもみてください。
例えば、50年前にフェラチオというのは一般的ではなかったのです。
それが現代ではフェラチオどころか顔射すら一般的になってしまいました。
嗜好が変われば行為も変わる。
つまり、性行為そのものも、その時代時代の文化を色濃く反映するものなのです。
となると、その性行為の手段のひとつである「SM」というのも、当然「文化」であるという解釈が成り立つ事になります。
では、文化とは何か?
広辞苑によると、下記の様に書かれているようです。
【文化】(ぶんか)
1.文徳で民を教化すること。
2.世の中が開けて生活が便利になること。文明開化。
3.(culture)人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形
成の様式と内容とを含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活
にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区
別する。文化⇔自然。
《広辞苑・第六版》
とあります。
どうですか?
SMはこの3の意味に、すっぽり嵌ってると思いませんか?
本来性行為とは生理欲求、繁殖行動ではありますが、
コンドーム等の道具を駆使する事で快楽だけを貪る事を覚えた人類にとってのそれは、
動物たちが行う性行為とは一線を画す、まさに「精神的な生活」以外の何物でもありませんよね?
「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果」
なんて、鞭や蝋燭、バイブにローター、手枷足枷三角木馬等、もう完全にSMの事じゃないですか!
・・・お分かりいただけたでしょうか?
SMは文化なのです。
ご理解いただいたところで、ご唱和ください。
「SMは文化だ!」
・・・もう1回!
・・・ありがとうございます。
それでは次回、改めて「SMとはなんぞや!?」という中身に触れていきたいと思います。
●マンネリSEXに役立つSMのテクニックはコチラ
●その他「SMで使う道具たち」はコチラ
●読み物「SMのフェチズム」一覧はコチラ
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「SMにちょっと興味はあるけれど、正直ちょっと怖かったり、敷居が高い感じがする。」
という方々に、「いやいや!SMはそんなものじゃないよ!」
と、一石を投じる事を目的に創設されたブログです。(そういう事になりました。)
世の中では、SMっていうと、マニア、変態、アングラ、エログロ等、
あんまり良くないイメージを持たれているように思います。
確かに熟練度が高いパートナー同士ともなれば、
よりマニアックな領域に足を踏み入れる事もありますが、
誰彼かまわずマニアックなプレイを強要するというものでは決してありません。
ソフトSMという言葉が示すように、
お互いが求める限りにおいて、少しずつその道を歩んでいく、
そんな慈愛に基づく快楽共有・・・
それはもはや文化とさえ言える、至高の性的コミニュケーションなのです。
「オイオイ!文化とは驕った事を言うなぁ。」と思った貴方。
そんな事はございませんぜ、マジでSMは文化です!!!
という方々の為に、
今回は、「SMは文化だ!」という事について、お話していきたいと思います。
そもそもSMというのは、性的なコミニュケーションです。
但し、それは単純に肉体的な快楽を得るという事ではありません。
どういう事かと言うと、
S側は、様々な手段を使ってM側の精神的上位に立ち、
M側の羞恥心や、自らへの帰属意識、また性的興奮を引き出す事で、
自らも興奮し快楽を得ます。
そしてM側は、相手に全てを委ねる事で、誰かに所有される心の安寧をも得るのです。
有史以来、我々人類の世界には、男性と女性しかありません。
そして力に秀でた男性は狩りをし、女性は家を守る。
社会が形成されるようになってからも、その中心にはいつも男性がいたのです。
国家や企業を運営してきたのも、女性ではなく男性なのです。
男尊女卑の精神という事ではなく、ここで着目すべき点は、
そういう環境で人類が生きてきた以上、
男性が支配欲を持ち、女性が帰属意識を持つというのは、至極当然だという事です。
つまり、S側の位置に男性が立ち、M側の位置に女性が立つというのは、
非常に理にかなったキャスティングなのです。
直近の過去50年の内に大きく前進した女性の権利問題、社会進出ではありますが、
それより以前の数千年、社会が男性によって成り立ってきた以上、その名残というのはまだまだ根深く、
我々21世紀の人間にとって心地よい男女関係というのは、
まだまだ「男が女を守る」というのが主流であり、
そのバランス感覚を捻じ曲げてまで、男女関係を構築しようとする事は自然とはいえません。
これは否定という意味ではなく、むしろ前衛的に過ぎるという解釈です。
人類の営みは、まだまだ変化しきれてはいないという事なのです。
もしかしたら今から200年後には、そういった名残や慣習もすっかり変わり、
女性が男性を守る事が当たり前になり、企業のトップも国家元首も女性が務める場合の方が多くなる。
或いは、そういうボーダーが一切存在しない社会、はたまた同性愛社会・・・と、
どのように様変わりするかはわかりませんが、その奔流こそ文化というものでしょう。
また、当然の事ですが、性嗜好というのは、時代や文化の影響を色濃く受けるものです。
考えてもみてください。
例えば、50年前にフェラチオというのは一般的ではなかったのです。
それが現代ではフェラチオどころか顔射すら一般的になってしまいました。
嗜好が変われば行為も変わる。
つまり、性行為そのものも、その時代時代の文化を色濃く反映するものなのです。
となると、その性行為の手段のひとつである「SM」というのも、当然「文化」であるという解釈が成り立つ事になります。
では、文化とは何か?
広辞苑によると、下記の様に書かれているようです。
【文化】(ぶんか)
1.文徳で民を教化すること。
2.世の中が開けて生活が便利になること。文明開化。
3.(culture)人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形
成の様式と内容とを含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活
にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区
別する。文化⇔自然。
《広辞苑・第六版》
とあります。
どうですか?
SMはこの3の意味に、すっぽり嵌ってると思いませんか?
本来性行為とは生理欲求、繁殖行動ではありますが、
コンドーム等の道具を駆使する事で快楽だけを貪る事を覚えた人類にとってのそれは、
動物たちが行う性行為とは一線を画す、まさに「精神的な生活」以外の何物でもありませんよね?
「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果」
なんて、鞭や蝋燭、バイブにローター、手枷足枷三角木馬等、もう完全にSMの事じゃないですか!
・・・お分かりいただけたでしょうか?
SMは文化なのです。
ご理解いただいたところで、ご唱和ください。
「SMは文化だ!」
・・・もう1回!
・・・ありがとうございます。
それでは次回、改めて「SMとはなんぞや!?」という中身に触れていきたいと思います。
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